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グランマタック・クッキング
これは、ワックマック、
キッチンのスペースにおいては、またの名をグランマタックは、
我が家のなくてはならない名調理人です。
お野菜さんたちは、
たとえ、コブも干ししいたけも、何のダシもない方が、
大喜びして自分たちらしい味を発揮してくれるということを。
それまでにも、
グランマタックは、
たいていの場合、お味噌汁というと、
本当にお野菜さんたちのみで創ってくれていたのですが、
前日に創ったそば汁のコブなどの残りがあった時などには、
つい、これもお味噌汁に使う?と
私が、お願いしていたことがあったのでした。
けれども、何度かコブの入ったお味噌汁を味わううちに、
私たちは、ある結論に達したのでした。
それは、
お野菜さんたちは、
お野菜さんたちだけに限るのだ!と。
これは世紀の大発見でした。
時には、そば汁の残りのコブではなくて、
あえて、
コブや干ししいたけで取ったダシを使ってもみたのですが、
それでも、上記の結論はゆるぎませんでした。
どうやら、
お野菜さんたちは、
コブや干ししいたけから取ったダシと
自分たちを一緒にして欲しくはないようなのです。
by み〜
最近、僕たちが確信しはじめたことは、
コブや干ししいたけが大活躍するのは、
そばやうどんのためのつけ汁を創る時のみであって、
だいたい、お醤油 1 に対して、水 8 くらい。
ここでいう水とは、コブや干ししいたけを半日程度浸した水であり、
尚、僕の創るこのつけ汁には、みりんや酒などは一切使用しません。
入れるのは、醤油のみ!
この他の例外として、
コブや干ししいたけが生かされる料理としては、
長いもの煮物などなど。
中でも、1品の野菜を煮る時には、
こうしたコブや干ししいたけが生かされるものの、
あまりにも数多くの野菜が登場する場面では、
反対にこれらのダシが、競争し合ってしまうのです
僕の場合は、これまでに肉や魚を調理したことは、
これまでの人生で1回もありません。
すなわち、野菜のみしか料理したことがなく、
実のところは、こうした野菜以外の取り扱い方がわらないのです!
by ワックマック
最近では、
どんどんと野菜に傾倒しはじめており、
ここ数年間の間では、1週間に何度かのお魚や、
思いついた時にのみお肉をお料理しりしていましたが、
昨年あたりからは、
私でさえもが、
もうこれらの材料をお料理に、使わなくなりはじめていました。
私の場合は、
若い頃にお料理していた頃の常識のようなものがあって、
野菜だけだとうまみにかけるようなそのような思いが、
なかなか抜けきらなかったものでした。
それゆえに、
野菜に傾斜して行く、ここ10数年間を振りかってみると、
お肉のかたまりは使わないけれども、
ベーコンをほんの少しダシに使うとか、
隠し味程度に、
野菜以外の何かが登場していたものでした。
ところが、
ワックマックと出会ったことによって、
私の中の常識は、どんどんとそぎ落とされつつあります。
なぜって、ワックマックは、
小さい頃から、
お肉嫌いの子であったのでした。
そんなわけで、ワックマック
私のように、何かのダシが欲しいと思うこともなく、
当然のごとくに、お野菜さんたちが大の主役なのです!
ここ最近になって、
私もこのすばらしさを、
たくさんの体験とともに実感しています。
今では、私もお野菜さんたちの合唱の味を堪能している1人です。
by み〜
僕の場合、
野菜たちをなるべくたくさん登場させるのが好きです。
by ワックマック
私が、思うに、
戦後に広められた正しい家庭料理のような何かが、
ダシをとらないと手抜きであって、はずかしいとか、
いろいろな洗脳を生んでしまったのではないかとさえ、感じます。
スーパーに行くと、
お味噌のコーナーには、今では、驚くべきほどの、
ダシ入り味噌が並んでいます。
もし、野菜たっぷりのお味噌汁に、
本当は、ダシは何も入れずにとってもおいしい味が堪能できると
知ったなら、どうでしょう?
また、最近の我が家では、
先ほどもワックマックがスープと言っていたごとく、
お味噌汁の場合であっても、
お鍋に味噌は入れず、
食べるその時に、各々が、お味噌を溶いて、
自分ごのみの味にして味わうように変化しつつあります。
この発想は、酵素を生かすためでもあり、
せっかく、酵母が生きているお味噌を
熱いお鍋に入れてしまっては、ということから生まれた新たな発想です。
これによって、各自が、味の濃さを調整することもでき、
我が家では、2種類くらいのお味噌を食卓に登場させて、
お互いがそれぞれに自分ごのみの味付けを楽しんだりもしています。
by み〜
まぁ、ダシは使わないものの、味をうまくするためには、
それぞれの器の中で、トッピングを工夫する方法もあります。
たとえば、炒ってすったばかりのゴマや、
刻みのりや、せりや、春菊、ねぎ、ゆずなどの香りのある何かなど、
ほんの少しであっても、
トッピングを工夫することが、おいしさの秘訣です。
また、あまりにも旨すぎるということは、
食欲を旺盛にしてしまい、食べすぎの原因になるので、
あえて、おいしさを70〜80%になるよう工夫することも、
必要だと思うのです。
私がかつて聞いた面白い話があります。
昔、ある禅の老修行者が、食事中、
箸を障子の方に向けて動かしているので、
近くの人が怪しんで、質問しました。
「何をなさっているのですか?」
すると老人は答えました。
「あんまり美味し過ぎるので、もったいなくて、
少しゴミを入れて食べているのだよ」
まあ、しかし、この飽食の時代に、ひたすら、よりウマイものを追求することには、
何とも言いようがない切なさが感じられます。
もっと、もっとウマサを!と追求する態度の中に、
アディクションに似た何か危険なものが感じられるのです。
思い切りマズイものを食べてみたら、
その新鮮な感覚は、むしろ満足に近いものであることがわかるでしょう。 by ワックマック
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